REFORM
#01

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築80年超の住宅を
古民家風にリノベーション

耐震補強と断熱補強で
快適な室内空間に

築80年のリフォームだったので、まず気になったのは「耐震性」で、東海・東南海地震で、倒壊しないようにして人命を守ることを第一に考えました。柱や梁に構造用合板を直接打ち付ける補強と小屋組の筋違いを増やし建物の揺れを抑えるように配慮しています。 また、断熱性能がほとんど期待できなかったので、天井裏にはロックウールを15cm敷き詰め、一番外気の影響を受けやすい窓部分にLIXIL社製のインプラス(内窓)を設置し、断熱性能と遮音性能、気密性を高めています。 内装について、天井は白の屋内用水性塗料で塗装し、壁は漆喰塗とし、施主が自ら施工し、コストダウンを図っています。 天井を2.2mから2.9mまで上げ、面積の広さは変わらなくても、空間として縦の広がりを感じられるように考慮しています。 配置するインテリアも含めたプランニングとし、丸太を化粧仕上げにした古民家風のリフォーム住宅が完成しました。

工事前写真。天井高が2.2mと低く、圧迫感のある室内でした。30年前に一度リフォームを行っているが、プリントベニヤが剥がれるなど、継続的な使用は難しいと判断した。

天井を上げたことで、タテの広がりが強調された空間になった。

玄関部のプリントベニヤはあまり損傷していなかったので、コストダウンも兼ねて、白色に塗装した。

ダイニングテーブルの壁一面は補強した構造用合板を黒色で塗装してコストダウンを図っている。上部の丸太はもともとあったものを塗装し、スポットライトを取り付けて雑貨屋のような雰囲気になるように計画した。

上部の棚はパインの集成材で作りつけた本棚。

窓の内側に窓を取り付けるLIXIL社製のインプラスは古い単板ガラスの既存サッシに取り付けても遮音性、断熱性、気密性が格段に上がる。 木目調の枠もあるため、部屋の雰囲気に合わせた色を選択できる。